ラップ機
平面、円筒外面、球面などの工作物表面を一層平滑にし、同時に寸法精度も向上させるのに用いられる。
ラップ盤は一般的に工作物を鋳鉄でできたラップ定盤に適当な軽い圧力で押し付け、アランダム、カーボランダムなどを研磨剤などの油性あるいは水性のラップ液に適当量で溶いて、工作物と定盤の間に加え、互いに摺動し、工作物表面を研磨剤の鋭刃により少しずつ削り取り、定盤の平坦度を加工物に転写する加工法です。
これにより高い精度(±0.001)などが実現できます。
また、これとは別に固定ダイヤで、よりクリーンな研磨をするダイヤラップというものも存在します。
砥粒によるラップ加工においては加工後の洗浄においても取り切れない汚れなどの残留の可能性があります。そのような汚れなどが懸念されるワークに対してはダイヤラップが向いています。
上記してある砥粒を使用するラップ加工と加工機構は同じですが、こちらは定盤の加工面を樹脂でコーティング。
その中に微細なダイヤモンドの粒子が埋め込んである定盤を使用し水性のラップ液を供給しながら行う加工になります。
遊離砥粒を使用せず、更に定盤の加工面が樹脂でコーティングされているため錆などが発生しづらくよりクリーンな研磨が可能となります。
平行平面研削機16B | 1台 |
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平行平面研削機15B | 3台 |
平行平面研削機9B | 4台 |
平行平面研削機6B | 6台 |